人生100年時代をサポートするFP事務所

株式会社エフ・ポート

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つみたてNISA

 『人生100年時代』の到来で老後に対する自助努力は必須となってきました。定年退職後も20~長い人では30年もの収入減の時代が続く可能性があります。「公的年金は破たんする」との噂をよく聞きますが、国が破たんしない限りこれはありません。老後の収入は今後も公的年金が基本となりますが、年金額が減ることや支給年齢が遅くなることは間違いなく、近い将来に必ず起こることになります。

 企業の退職給付(退職金)にも変化が起きています。株主の利益を重視する企業統治(コーポレートガバナンス)の浸透や人件費抑制などの理由から、退職金や企業年金制度が廃止されたり、給付水準や制度そのものが見直されたりしています。

 これに備えるために一番有効な手段が個人型確定拠出年金(iDeCo:イデコ)でしょう。ですが、イデコ最大のデメリットは60歳以降まで引出しができないことです。簡単に言うと、融通が利かない=ライフステージによっては使い勝手が悪い商品となります。若い世代(特に子育て世代)ではその傾向が顕著に表れます。

若年層には使い勝手のいい制度!?

 老後資金の自助努力といった見方から外れて考えても、つみたてNISAの20年間投資による収益の非課税は魅力的な商品です。例えば、子どもの教育費やマイホーム購入資金を積み立てる(つみたてNISAの拠出上限額は年間40万円。20年で800万円に積立となります)、といったことにも使えると思われます。つみたてNISAだけではなくイデコにも当てはまることですが、長期間の投資では以下のことをしっかりと決めて取り組むことが重要です。

① 積み立てた資金をどう使うか

② 積み立て終了時に何歳になっているか

③ 資金を増やしたいという気持ちの強さはどの位か(積み立てにストレスを感じないか)

 ①の『積み立てた資金をどう使うか』を子供の大学入学時にかかる資金やマイホーム購入の頭金とすれば、使い勝手のいい投資手法になると思われます。例えば、子供が産まれた段階で月2万円づつ、年3%の利回りで18年間積み立てた場合の元金と運用収益は下表の通りとなります(あくまで予想値です)。

 ②の『積み立て終了時何歳になっているか』も長期ライフプランでは重要です。例えば、マイホーム購入の頭金を目的として積み立てたとして、「積み立て終了時65歳」では老後の資金作りに支障が出る可能性が高いといえます。次に何を目標として運用をするか、これは重要な要素となります。

 ③が一番重要です。積み立ては長期間に渡ります。生活環境に変化で今は無理のない金額でも将来難しくなることも想定されます。積み立てがストレスになっては何にもなりません。無理のない金額、しかも目的が達成できる金額で行わないと意味がありません。

 このように、つみたてNISAは老後の資産形成が目的で作られた制度になりますが、年代によっては異なった使い方ができます。

つみたてNISAのデメリット

つみたてNISAにもデメリットがあります。思いつくもの下にを列挙してみました。

つみたてNISAのデメリット

・元本割れがある

・対象商品が132本(2017年12月21日現在)と限定されている。

・損益通算や繰越控除ができない

・短期間で大きく積み立てられない(年間40万円まで)

・非課税期間に期限がある。

どんな制度にもメリットとデメリットがあります。その辺を理解し、使い分けなど上手に活用することで資産を効率よく増やすことができると思います。