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急落に備えるETFの活用法

急落に備えるETFの活用法

 相場の下落で利益を得る「弱気型ETF」の純資産総額が急増している。日経平均株価とは逆方向に値動きが2倍となる「NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投資信託(日経Dインバ)」の純資産総額は2000億円を超え、2014年の上場以来、過去最高水準だ。相場の先行き不透明感が強まるなか、個人投資家に加えて新たな買い手が現れたとの声もある。  ~中略~  年度末の3月は政策保有株の圧縮に伴う売りも出やすい。個人や金融機関など国内勢の弱気が相場の重荷となりそうだ。

                   (2019年2月27日 日経新聞21面より抜粋)

 上記、日経Dインバ(1357)は「指数の変動率が、日経平均株価の前日比変動率(%)の-2倍となるように設計された、日経平均ダブルインバース・インデックスの連動するETF」です。指数値は前日の指数値×(1ー2倍×日経平均株価の前日比変動率)で計算します。変動率をベースで設計されているので市場価格の変化は意外と大きくありませんが、下落に対するリスクヘッジの手段としては有効と思われます。

 足元で国内の株式市場は堅調に推移していますが、近い将来必ず暴落します。理由は「上げ続ける相場はない」からです。しかし、その時期は誰にも分りません。昨年、暴落のきっかけとして有名になったのが『VIX指数』です。VIX指数は恐怖指数とも呼ばれ、米S&P500オプションを基に計算される指数で投資家の心理を表していると言われています。指数値が大きいほど投資家の不安心理が高いことになります。下図は昨年2018年の日経平均株価とVIX指数の推移となります。

  VIX指数(紫のライン)が急騰した直後、日経平均株価が急落していることが見てわかると思います。2月・12月の急落の原因はVIX指数の急騰とされており、特に2月の急落は『VIXショック』と命名されています。近年、勢力を広げた投資戦略に『リスクパリティ戦略』があります。この戦略は、VIX指数が低い時は株などのリスク資産を多く保有し、VIX指数が高くなったときは株式などのリスク資産を売却し保有量を下げます。状況によっては持ち高のすべて売却することもあるようです。そのため、昨今ではVIX指数急騰時または急騰後に株が暴落する可能性が高くなっていると考えられています。

VIX指数に連動したETF

 このVIX指数に連動したETFがあります。「VIX短期先物指数(1552)」というETFです。これは、『米ドルベースの「S&P500 VIX短期先物指数」を円換算した対象株価指数に連動する投資成果を目的としたETF』となります。つまり、VIX指数が上昇すると市場価格が上昇するように設計されています。下図は昨年のVIX短期先物の値動きです。上図のVIX指数と同じ動きとなっていることがわかります。

 2019年2月28日現在でVIX短期先物は1口=11,100円程度となっています。売買は1口からできます。ただし、手数料には注意が必要です(ネット証券経由であれば問題ありません)。

 VIX指数の急騰=株価の急落はいつ起きるかは誰にもわかりません。そこで、当社ではVIX短期先物ETFを積立または一定数の定期購入(月に1回・1口or2口でOK)を勧めています。VIX指数が急騰した場合、VIX短期先物ETFも上昇します。そのタイミングで持ち数のすべてを決済し利益確定します。あくまでも株式全体の価格下落に対するリスクヘッジが目的なので大量保有・長期保有は行いません。

 

※記載事項は情報提供を目的としています。投資判断はご自身の判断と責任で行ってください。